札幌市南区石山という地域その5
運よく参加することができました
鉄工房1日ワークショップ。
石山6区の森の鍛冶屋淺井憲一さんのところで
鉄の一輪差しづくり。
まずは土台となる鉄を、1000℃の熱を加えて、赤目させる。
それをおもいっきり金槌でたたく
簡単そうに見えますが、いざ自分がやってみると、
焦ったりして、うまくたたくことができない。
熱を加えたときとそうでない状態ではこんなに違いものかとたたいて実感。
おんなじ、型のところで叩いていても、こんなにも形が違う。
お次は、一輪を支える部分の鉄の加工。
くるくるさせるだけなのですが、一発勝負。
くるくるの幅や角度によって、
かなり個性がでます。
お次は、土台と支える部分を溶接。
ビリリりと稲妻のような、ものが出て、
一瞬でくっつくてられます。
休憩時間、ギャラリーを拝見。
もともとは鍛冶屋さんではなかった浅井さん。
鉄を加工して、立体的なものをつくることに魅了されて、
はや30年くらい、ずっと鉄の作品を作りづづけている
小休憩後に最後の加工!
下の方から赤めてもらいながら、
ぐっと方向を定めて、鉄をあちら、こちらに曲げていき
カタチをきめていきます。
こんな形にしたいとは何も考えずに
手と身体を動かしていたら、
思い描いていたよりもずっといいのが出来ました。
ほかの参加者のものもみると、それぞれいいかたちをしていて、
羨ましいとおもってしまいます。
酸化被膜を削り落として、磨き、
最後に塗装をして、完成です。
作業後は
浅井幸子さんの美味しいお菓子「木の実のケーキ」
とお茶をいただき、すこしおしゃべりをして、
ゆったり過ごし、お花や木を飾りつけてみました。
気さくな浅井さんのご夫婦と他の参加者の皆さんと楽しいお時間を過ごせました。